“取集”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりあつ66.7%
とりあつむ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎ申度とたつて申聞候故村中むらぢうより餞別せんべつ取集とりあつつかはし候金子八兩二分を所持致し出立せしがみぎ金子きんす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ソレモ取集とりあつめてわずか十部に足らず、もとより和蘭から舶来の原書であるが、一種類ただ一部に限ってあるから、文典以上の生徒になれば如何どうしてもその原書を写さなくてはならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
芭蕉は「発句は頭よりすらすらと云下いいくだし来るを上品とす」と言ひ、門人洒堂しゃどうに教へて「発句はなんじが如く物二、三取集とりあつむる物にあらず、こがねを打のべたる如くあるべし」
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)