つお)” の例文
今日けふは白いものを薄くつてゐる。けれども本来のかくす程に無趣味ではなかつた。こまやかなにくが、程よく色づいて、つお日光げない様に見える上を、極めて薄く粉が吹いてゐる。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)