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聒
ふりがな文庫
“聒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やか
25.0%
やかま
25.0%
やかまし
12.5%
かしま
12.5%
かしまし
12.5%
ものい
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やか
(逆引き)
わが邦でも笑うて過さずにその当否を試験せば、近日
聒
(
やか
)
ましい父子血合せの法くらいは西人に先鞭を付けられずに済むだろう。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
聒(やか)の例文をもっと
(2作品)
見る
やかま
(逆引き)
聒
(
やかま
)
し
屋
(
や
)
の節そっくりだ。おい
余吉
(
よきち
)
さん、来年の秋にはその声で、
桜山
(
さくらやま
)
八幡様の境内をワッといわせるがいいよ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
聒(やかま)の例文をもっと
(2作品)
見る
やかまし
(逆引き)
さあ
聒
(
やかまし
)
く言出しまして、毎日のやうに切れろ切れろで責め抜いてをります際に、今の身請の客が附いたので御座います。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
聒(やかまし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かしま
(逆引き)
部屋々々へ膳を運ぶ忙がしそうな足音が廊下に轟いて、何番さんがお急ぎですよ、なぞと二階から金切声で
聒
(
かしま
)
しく
喚
(
わめ
)
く中を、バタバタと
急足
(
いそぎあし
)
に二人ばかり来る女の足音が私の部屋の前で止ると
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
聒(かしま)の例文をもっと
(1作品)
見る
かしまし
(逆引き)
その
後影
(
うしろかげ
)
を
透
(
とほ
)
すばかりに
目戍
(
まも
)
れる貫一は我を忘れて
姑
(
しばら
)
く
佇
(
たたず
)
めり。
両個
(
ふたり
)
はその心を測りかねて、
言
(
ことば
)
も
出
(
い
)
でず、息をさへ凝して、
空
(
むなし
)
く早瀬の音の
聒
(
かしまし
)
きを聴くのみなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
聒(かしまし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ものい
(逆引き)
徒
(
いたずら
)
に
強
(
しいて
)
聒
(
ものい
)
ふと
謂
(
おも
)
ふ
勿
(
なか
)
れ
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
聒(ものい)の例文をもっと
(1作品)
見る
聒
漢検1級
部首:⽿
12画
“聒”を含む語句
煩聒
喧聒
噪聒
弥聒
聒々児
聒聒
“聒”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
長谷川伸
南方熊楠
二葉亭四迷
ワシントン・アーヴィング
幸田露伴