“聒々児”の読み方と例文
読み方割合
くつわむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで聒々児くつわむしの鳴くようにやかましい女の声である。石田が声の方角を見ると、花壇の向うの畠を為切しきった、南隣の生垣の上から顔を出している四十くらいの女がいる。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)