“づよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
づよく思ひ立つて巴里パリイを立つて来たものの、今マルセエユを離れやうとすると心細くもあるらしい。れは黙つて涙ぐんで居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
さうしてやや、東洋思想特有の型に入つた、単純にして力づよい、静かで湛へたものゝ姿をとつて来た。
そう考えて来ると、ジワジワとねばりづよい昂揚が、心の中に盛り上って来た。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)