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あながち
ふりがな文庫
“あながち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
強
50.0%
穴勝
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強
(逆引き)
さりとて彼は
未
(
いま
)
だ
曾
(
かつ
)
てその友を利用せし事などあらざれば、こたびも
強
(
あながち
)
に有福なる華族を利用せんとにはあらで、友として美き人なれば、かく
勉
(
つと
)
めて
交
(
まじはり
)
は求むるならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ここより遠からねば、此の
小休
(
をやみ
)
に出で侍らんといふを、
五六
強
(
あながち
)
に此の
傘
(
かさ
)
もていき給へ。
五七
何
(
いつ
)
の
便
(
たより
)
にも求めなん。雨は
五八
更に
休
(
や
)
みたりともなきを。さて御住ひはいづ
方
(
べ
)
ぞ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
あながち(強)の例文をもっと
(4作品)
見る
穴勝
(逆引き)
紅葉は
紅
(
あか
)
いといったところで、
穴勝
(
あながち
)
に紅ばかりではないというそれだけの句である。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
人
(
ひと
)
の
前
(
まへ
)
へ
出
(
で
)
ても、
隣
(
となり
)
の
室
(
へや
)
に
忍
(
しの
)
んでゐる
時
(
とき
)
と、あまり
區別
(
くべつ
)
のない
程
(
ほど
)
落付
(
おちつ
)
いた
女
(
をんな
)
だといふ
事
(
こと
)
を
見出
(
みいだ
)
した
宗助
(
そうすけ
)
は、それから
推
(
お
)
して、
御米
(
およね
)
のひつそりしていたのは、
穴勝
(
あながち
)
耻
(
はづ
)
かしがつて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
あながち(穴勝)の例文をもっと
(4作品)
見る
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