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穴勝
ふりがな文庫
“穴勝”の読み方と例文
読み方
割合
あながち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あながち
(逆引き)
むろん
人間
(
にんげん
)
には、
賢愚
(
けんぐ
)
、
善悪
(
ぜんあく
)
、
大小
(
だいしょう
)
、
高下
(
こうげ
)
、さまざまの
等差
(
とうさ
)
があるので、
仏教
(
ぶっきょう
)
の
方便
(
ほうべん
)
も
穴勝
(
あながち
)
悪
(
わる
)
いものでもなく、
迷
(
まよ
)
いの
深
(
ふか
)
い
者
(
もの
)
、
判
(
わか
)
りのわるい
者
(
もの
)
には
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
隣の
室
(
へや
)
に忍んでいる時と、あまり区別のないほど落ちついた女だという事を見出した宗助は、それから推して、御米のひっそりしていたのは、
穴勝
(
あながち
)
恥かしがって
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
紅葉は
紅
(
あか
)
いといったところで、
穴勝
(
あながち
)
に紅ばかりではないというそれだけの句である。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
穴勝(あながち)の例文をもっと
(4作品)
見る
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
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