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穴籠
ふりがな文庫
“穴籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あなごも
62.5%
あなごもり
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなごも
(逆引き)
「殊にここらは山奥だもの。」と、市郎は笑って、「まあ、これから来年の春までは、蛇や熊のように
穴籠
(
あなごも
)
りをして居るんだよ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
おお寒い寒い! 皆さん手に息を吹っかけて、家ん中へはいってオンドルの上に
縮
(
ちぢ
)
こまる。へへん、笑いごっちゃあねえ。蛇だって寒いから、
穴籠
(
あなごも
)
りだ。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
穴籠(あなごも)の例文をもっと
(5作品)
見る
あなごもり
(逆引き)
充
(
つま
)
らんな、
無意義
(
むいぎ
)
だ………もう何も
彼
(
か
)
も放擲つて了はうかしら!
穴籠
(
あなごもり
)
してゐると謂や、
蟹
(
かに
)
だつてもう少し氣の
利
(
き
)
いた穴籠をしてゐるぜ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
たちまち朱筆の一棒を
啖
(
くら
)
うだけで、気の吐きどころのない、
嵎
(
ぐう
)
を負う虎、壁裏の
蝙蝠
(
こうもり
)
、
穴籠
(
あなごもり
)
の熊か、中には
瓜子
(
うりこ
)
という可憐なのも、気ばかり手負の
荒猪
(
あらじし
)
だろう。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
穴籠(あなごもり)の例文をもっと
(3作品)
見る
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“穴”で始まる語句
穴
穴蔵
穴倉
穴居
穴賢
穴守
穴山梅雪
穴師
穴太
穴門
“穴籠”のふりがなが多い著者
三島霜川
谷譲次
林不忘
谷崎潤一郎
泉鏡花
夏目漱石
岡本綺堂
中谷宇吉郎