“相見互”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいみたがい40.0%
あひみたが40.0%
あいみたが20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは相見互あいみたがいたすけあい、心と心とのやりとりをもって、より強くうるわしく、生きる道を知っていたからだった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相見互あひみたがひだよ。」義雄は氷峰と自分とを慰めて置いて、呑牛を訪うて頼むと、明日まで待てば、道會議員から出させて見よう——然し當てにしないで、他をも奔走して見給へとの返事である。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「そう喧嘩腰けんかごしで出られては困る、君に覚えがなければ、何と言われても腹の立つことはないではないか。拙者も君の言うたことにつき合うて用もないこの座敷へわざわざ出て来たのだから、君も拙者の問いに答えてもらいたい、相見互あいみたがいじゃ」