“見相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんそう80.0%
けんさう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と山三郎は癇癪紛れにガチ/\とやって着物や羽織を引出して、さっ/\と着換えて脇差をさしたが、見相けんそうが変って居りますから馬作は何だか解らん。
両人ふたりは飛立つ程嬉しく思いますから婆アのとめるのも聞入れずに見相けんそうを変え、振払って深川富川町へ駈出します。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其手を取て突除つきのけつゝ見相けんさうかへて忠兵衞さん扨は其朝長庵が傘をもさゝず天神樣の裏門前うらもんまへにてあはれし時口きかれたは確乎たしか證據しようこ夫程證據の有事をなどて今日迄つゝまれしや情なき忠兵衞殿無念々々むねん/\齒噛はがみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申されては聞捨きゝずてにならず夫には何か證據があつて申さるゝにやと見相けんさう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)