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互角
ふりがな文庫
“互角”の読み方と例文
読み方
割合
ごかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごかく
(逆引き)
わしに
望蜀
(
ぼうしょく
)
の意はあるとしても、あんな山地の一方に屈して、
曹操
(
そうそう
)
、
孫堅
(
そんけん
)
ごとき者と争い、
互角
(
ごかく
)
に一生を終るなど、手本とはいたしたくない。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おれはこのとおり力が自慢だ、負かすのは失礼だと思ったが、さりとて
故意
(
こい
)
に負けるとへつらうことになる、
互角
(
ごかく
)
ぐらいにしておこうと思った。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
私達七名の同級生は
能
(
よ
)
く折り合った。野崎君と赤羽君も懇親会の組打が最後だった。
互角
(
ごかく
)
のことが分ったのか、再び腕力に訴えるようなことはなかった。時折
険悪
(
けんあく
)
になっても、直ぐに又
肝胆相照
(
かんたんあいて
)
らす。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
互角(ごかく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“互角”の意味
《名詞》
互角(ごかく)
お互いに力関係などの優劣がないこと。また、そのような様。
(出典:Wiktionary)
互
常用漢字
中学
部首:⼆
4画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“互”で始まる語句
互
互違
互市
互先
互生
互譲
互選
互樣
互市場
互生葉
“互角”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
佐々木邦
島崎藤村
吉川英治
田中貢太郎