“互市”の読み方と例文
読み方割合
ごし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
満州及び清国を問い、然る後広東、咬𠺕吧カルパ、喜望峯、豪斯多辣理オーストラリには、みな館を設け将士を置き、以て四方の事を探聴し、かつ互市ごしの利を征す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
癸丑ノ夏米利堅メリケン果シテ来テ互市ごしフ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しこうして七月に至りては、露国の使節、軍艦四隻をひきいて長崎に来りて互市ごしを乞う。米艦僅かに去れば露艦来り、天下の人心、漸く乱を思わんとす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)