“攻口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せめくち50.0%
せめぐち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妙解院殿の御代おんだいに至り、寛永十四年冬島原攻しまばらぜめの御供いたし、翌十五年二月二十七日兼田弥一右衛門かねたやいちえもんとともに、御当家攻口せめくちの一番乗と名告り、海に臨める城壁の上にて陣亡いたし候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
『駿府記』など見ると、且元、秀頼の勘気に触れて、大阪城退出後、京都二条の家康の陣屋にまかり出で、御前で、藤堂高虎と大阪攻口せめぐちを絵図をもって、謀議したりしている。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)