攻口せめくち)” の例文
妙解院殿の御代おんだいに至り、寛永十四年冬島原攻しまばらぜめの御供いたし、翌十五年二月二十七日兼田弥一右衛門かねたやいちえもんとともに、御当家攻口せめくちの一番乗と名告り、海に臨める城壁の上にて陣亡いたし候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)