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貴戚
ふりがな文庫
“貴戚”の読み方と例文
読み方
割合
きせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きせき
(逆引き)
伝
(
つて
)
を求めて権門
貴戚
(
きせき
)
に伺候するは
魯
(
おろ
)
か、先輩朋友の間をすらも奔走して頼んで廻るような小利口な真似は
生得
(
しょうとく
)
出来得なかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
(一〇九)
故
(
もと
)
の
楚
(
そ
)
の
貴戚
(
きせき
)
、
盡
(
ことごと
)
く
呉起
(
ごき
)
を
害
(
がい
)
せんと
欲
(
ほつ
)
す。
悼王
(
たうわう
)
死
(
し
)
するに
及
(
およ
)
んで、
宗室大臣
(
そうしつだいじん
)
、
亂
(
らん
)
を
作
(
な
)
して
呉起
(
ごき
)
を
攻
(
せ
)
む。
呉起
(
ごき
)
、
走
(
はし
)
つて
王
(
わう
)
の
尸
(
し
)
に
之
(
ゆ
)
きて
之
(
これ
)
に
伏
(
ふ
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
その内にふと耳にはいったのは、
貴戚
(
きせき
)
の
王氏
(
おうし
)
が秋山図を手に入れたという
噂
(
うわさ
)
です。そういえば
私
(
わたし
)
が遊歴中、
煙客翁
(
えんかくおう
)
の書を見せた人には、王氏を知っているものも
交
(
まじ
)
っていました。
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
貴戚(きせき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“貴戚”の意味
《名詞》
貴人の親戚。
貴族。
(出典:Wiktionary)
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
戚
常用漢字
中学
部首:⼽
11画
“貴”で始まる語句
貴方
貴女
貴
貴下
貴郎
貴君
貴様
貴人
貴嬢
貴殿
“貴戚”のふりがなが多い著者
司馬遷
内田魯庵
芥川竜之介