“観客”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
けんぶつ75.0%
かんかく16.7%
くわんかく8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“観客”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それは不思議だ。あんなに高い所から……あの危険な芸をやっていながら……きみは観客けんぶつの顔を見わける余裕があるかね」
或る精神異常者 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
その次の晩も、わが精神異常者は例の座席にすわっていた。観客けんぶつは鋭い期待をもって、例のごとくざわざわと動いたりしゃべったりしていた。
或る精神異常者 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
不思議な光景ようすは、美しき女が、針のさきで怪しき魔を操る、舞台における、神秘なる場面にも見えた。茶店の娘とその父は、感に堪えた観客かんかくのごとく、呼吸いきを殺して固唾かたずを飲んだ。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
飛離とびはなれて面白いでもなくそろへどもほかの事の仕方しかたがないにくらべそろへばいくらか面白かりしものと存候ぞんじそろたゞ其頃そのころ小生せうせいの一致候いたしそろ萬場ばんじやう観客かんかくの面白げなるべきにかゝわらず
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
芝居のはねるのは元日の午前一時まへになるので、十二時を越すと観客くわんかくたがひに「おめでたう」を交換して居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
滿谷みつたに、小林、三浦、僕等の如き隠し芸を持たない者はかへつ観客くわんかくとなるさいはひを得た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)