“観光客”のいろいろな読み方と例文
旧字:觀光客
読み方割合
かんこうきゃく50.0%
くわんくわうきやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボルイホルムの古いおしろのあとを見物して歩く観光客かんこうきゃくや、秋になると、ここへシャコをちにくる狩猟家しゅりょうかや、このアルヴァレットの上にすわって、羊や風車を描く画家がかや、そういう人たちのなかで
道中だうちうつかひふるしの蟹目かにめのゆるんだ扇子あふぎでは峠下たふげした木戸きどしやがんで、秋田口あきたぐち観光客くわんくわうきやくを——らはい、と口上こうじやうひさうで、照覧せうらんあれはことをかしい。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)