“貞観”のいろいろな読み方と例文
旧字:貞觀
読み方割合
じょうがん83.3%
じょうかん8.3%
ぢやうぐわん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その始めて鷲津氏を以て姓となしたのは清和せいわ天皇貞観じょうがん五年八月大領司に補した好蔭よしかげなるものより三世の孫俊行としゆきというものからであるらしい。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日本にも貞観じょうかん年間に京で箸を売って居た老人が、よわい数百歳であったらしいとか、宝暦年間、若狭の国の白比丘尼が、東国の高崎の比丘尼と、五百七、八十年間の源平時代の話をして来たとか
家康は、関ヶ原合戦の時にさへ、「貞観ぢやうぐわん政要」を印刷させてゐるし、その後も「吾妻鏡」を刊行させてゐる。さらに元和げんな元年、大坂方と対戦中に、「群書治要」を刊行させてゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)