“観破”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かんぱ64.3%
みやぶ28.6%
みぬい7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“観破”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
智者はかえって智におぼれる——という。信玄は、誡めてみた。しかし、智を以てせずに、彼の智を観破かんぱすることはできない気もする。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくしは、さっきから、この番頭の言葉に何かかすかななまりのあるのに気付きましたが、このおすんこによって秋田訛りであるのを観破かんぱしました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
——だが、武蔵は彼の秘妙なわざが、何に依って起るかを、戦いのあいだに観破みやぶった。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
色のせた紺の脚絆きゃはん、陽にけた、皮膚は黒いし、髪は埃にまみれている。誰が、どう見ても、飛脚屋である。江戸の同心と観破みやぶられッこはない。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そんな理由わけは手紙に書いてなかったが、大概想像が着くじゃアないか」と村長は微笑を帯びて細川の顔をじろじろ見ながら言った。彼は細川が梅子に人知れず思を焦がしていることを観破みぬいていたのである。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)