“大伴旅人”の読み方と例文
読み方割合
おおとものたびと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴旅人おおとものたびとは、太宰府に於て、妻大伴郎女おおとものいらつめを亡くした(神亀五年)。その時京師から弔問が来たのにこたえた歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大伴旅人おおとものたびとが筑紫太宰府にいて、雪の降った日にみやこおもった歌である。「ほどろほどろ」は、沫雪あわゆきの降った形容だろうが、沫雪は降っても消え易く、重量感からいえば軽い感じである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)