“大伴郎女”の読み方と例文
読み方割合
おおとものいらつめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴旅人おおとものたびとは、太宰府に於て、妻大伴郎女おおとものいらつめを亡くした(神亀五年)。その時京師から弔問が来たのにこたえた歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
って鑑賞者は、この歌の作者は憶良でも、旅人の妻即ち大伴郎女おおとものいらつめの死を念中に持って味うことが必要なのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)