“タグ”のいろいろな漢字の書き方と例文

ひらがな：たぐ

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

山川に鴛鴦（ヲシ）二つ居て、並（タグ）ひよく並（タグ）へる妹を。誰か率（ヰ）にけむ（孝徳紀）

日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) ／折口信夫(著)

皇子尊が、女君の摂政としてあるのは異例で、君と女君と相双（タグ）ひて在る場合が、普通である。

万葉集研究 (新字旧仮名) ／折口信夫(著)

花山院の兼雅（かねまさ）へ嫁いだ一女なども“——コノ御台所ハ御眉目モ美シウ情モ深クオハシケル上ニ、類（タグ）ヒナキ絵書キニテゾ、オ在（ハ）シケル——”と見えるし、また六番目の女は

随筆　新平家 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

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