“めとら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女寅57.1%
牝虎28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女寅めとらの娘おきみ、美くまた気乗りありてよし。染五郎の金屋金五郎は、元と武家出と云ふ腹もあつて、相応にこなしたれど、菊之助の伝兵衛とはくらべものにならず。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
それは牝虎めとらの目つきをした牝豚のようだった。
その年神戸の人西川久吉の次男善次郎をして家を継がせ長女かねをめとらせた。かねは芳樹と号して詩を父に学んだ。義子善次郎、字は某、鶴林と号し、後に『枕山先生詩話』その他の書を著した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)