トップ
>
柳樽
ふりがな文庫
“柳樽”の読み方と例文
読み方
割合
やなぎだる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やなぎだる
(逆引き)
『ははは。そうそうあの句は……おふくろは勿体ないが
騙
(
だま
)
しよい、と申す
柳樽
(
やなぎだる
)
でした。手島の
伜
(
せがれ
)
が聞きかじって居ったのです』
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
座の一隅には
矮
(
ひく
)
い脚を打った大きな
折敷
(
おしき
)
に
柳樽
(
やなぎだる
)
一
荷
(
か
)
置かれてあった。客が
従者
(
じゅうしゃ
)
に吊らせて来て此処へ
餉
(
おく
)
ったものに相違無い。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
知らぬ顔して捨ててはおけまい。古い川柳に座敷の牢屋で。薬飲むにも油断がされぬと。(註に
曰
(
いわ
)
く——座敷牢薬をのむに油断せず——
柳樽
(
やなぎだる
)
——)
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
柳樽(やなぎだる)の例文をもっと
(13作品)
見る
“柳樽(誹風柳多留)”の解説
誹風柳多留(はいふうやなぎだる)とは、江戸時代中期から幕末まで、ほぼ毎年刊行されていた川柳の句集である。単に「柳多留」と呼ぶこともある。「柳樽」とも。呉陵軒可有編、花屋久次郎版。明和2年から天保11年(1765–1840)にかけて167編が刊行された。
(出典:Wikipedia)
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
樽
漢検準1級
部首:⽊
16画
“柳樽”の関連語
柳多留
“柳”で始まる語句
柳
柳行李
柳橋
柳営
柳原
柳川
柳生
柳眉
柳絮
柳島
“柳樽”のふりがなが多い著者
原勝郎
井上円了
作者不詳
吉川英治
三遊亭円朝
中里介山
幸田露伴
永井荷風
夢野久作
野村胡堂