“壮夫”のいろいろな読み方と例文
旧字:壯夫
読み方割合
わかもの55.6%
ますらお22.2%
オトコ11.1%
ヲトコ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家主あるじ壮夫わかもの三五人をともなひ来りて光る物をうつに石なり、皆もつてくわいとし石を竹林に捨つ、その石夜毎よごとに光りあり、村人おそれて夜行ものなし。
宛ながら足の四本に止まるをうらむが如く、一口ひとくちに他の犬をうてしまうことが出来ぬを悲しむ如く、しこ壮夫ますらおデカ君が悲鳴をあげつゝ追駈おっかける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
爾に𧏛貝比売きさげこがして、蛤貝比売水を持ちて、母乳汁オモノチシルを塗りしかば、ウルわしき壮夫オトコに成りて出遊行イデアルキき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
博多ハカタ川に臨みて、以て宴遊す。……葛井フヂヰフネフミ武生タケフクラ、六氏の男女二百三十人歌垣に供奉す。……処女らに、壮夫ヲトコ立ち添ひ踏みならす……。