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壮夫
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わかもの
ふりがな文庫
“
壮夫
(
わかもの
)” の例文
旧字:
壯夫
家主
(
あるじ
)
壮夫
(
わかもの
)
三五人を
伴
(
ともな
)
ひ来りて光る物を
打
(
うつ
)
に石なり、皆もつて
怪
(
くわい
)
とし石を竹林に捨つ、その石
夜毎
(
よごと
)
に光りあり、村人おそれて夜行ものなし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
丑松の父といふは、日頃極めて壮健な方で、
激烈
(
はげ
)
しい気候に
遭遇
(
であ
)
つても風邪一つ引かず、
巌畳
(
がんでふ
)
な
体躯
(
からだ
)
は
反
(
かへ
)
つて
壮夫
(
わかもの
)
を
凌
(
しの
)
ぐ程の隠居であつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
階段
(
はしご
)
も
轟
(
とどろ
)
と上る足音障子の外に絶えて、「ああいい
心地
(
きもち
)
!」と入り来る先刻の
壮夫
(
わかもの
)
。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
その日の
裡
(
うち
)
に厚く
労
(
ねぎら
)
ひて家人に
暇
(
いとま
)
を与へ、家屋
倉廩
(
そうりん
)
を封じて「公儀に返還す。
呉坪太
(
くれつぼた
)
」と大書したる木札を打ち、唯、金銀、書画の類のみを四駄に負はせて
高荷
(
たかに
)
に作り、
屈竟
(
くっきょう
)
の
壮夫
(
わかもの
)
に口を取らせ
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
家主
(
あるじ
)
壮夫
(
わかもの
)
三五人を
伴
(
ともな
)
ひ来りて光る物を
打
(
うつ
)
に石なり、皆もつて
怪
(
くわい
)
とし石を竹林に捨つ、その石
夜毎
(
よごと
)
に光りあり、村人おそれて夜行ものなし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
壮夫
(
わかもの
)
はちょいといずまいを直して、封を切り、なかを
出
(
いだ
)
せば落つる別封。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
前回かりに
壮夫
(
わかもの
)
といえるは、海軍少尉
男爵
(
だんしゃく
)
川島武男
(
かわしまたけお
)
と呼ばれ、このたび良媒ありて陸軍中将子爵
片岡毅
(
かたおかき
)
とて名は
海内
(
かいだい
)
に震える将軍の長女
浪子
(
なみこ
)
とめでたく
合卺
(
ごうきん
)
の式を
挙
(
あ
)
げしは、つい先月の事にて
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“壮夫”で始まる語句
壮夫霊