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壮夫
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ますらお
ふりがな文庫
“
壮夫
(
ますらお
)” の例文
旧字:
壯夫
宛ながら足の四本に止まるを
憾
(
うら
)
むが如く、
一口
(
ひとくち
)
に他の犬を
喰
(
く
)
うてしまうことが出来ぬを悲しむ如く、
醜
(
しこ
)
の
壮夫
(
ますらお
)
デカ君が悲鳴をあげつゝ
追駈
(
おっか
)
ける。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
如何
(
いか
)
なる風の誘いてか、かく
凛々
(
りり
)
しき
壮夫
(
ますらお
)
を吹き寄せたると、折々は
鶴
(
つる
)
と
瘠
(
や
)
せたる老人の肩をすかして、恥かしの
睫
(
まつげ
)
の下よりランスロットを見る。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“壮夫”で始まる語句
壮夫霊