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光
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かげ
ふりがな文庫
“
光
(
かげ
)” の例文
ここに
海
(
わた
)
の神の女
豐玉毘賣
(
とよたまびめ
)
の
從婢
(
まかだち
)
、
玉盌
(
たまもひ
)
九
を持ちて、水酌まむとする時に、井に
光
(
かげ
)
あり。仰ぎ見れば、
麗
(
うるは
)
しき
壯夫
(
をとこ
)
あり。いと
奇
(
あや
)
しとおもひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
もと大きな物置藏のあつた跡の芋畑の一葉一葉にも殘らずその青やかな
光
(
かげ
)
は流れてゐて、芋の葉の廣いのや畑の縁に立ち並んでゐる
玉蜀黍
(
たうもろこし
)
の葉の粗く長いのが
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
いつも、
秋
(
あき
)
になるといふと、
心
(
こゝろ
)
をめちゃくちゃにする、その
秋
(
あき
)
はまたやつて
來
(
き
)
たとおもふ。
木立
(
こだ
)
ちの
間
(
あひだ
)
から、
漏
(
も
)
れてさして
來
(
く
)
る
月
(
つき
)
の
光
(
かげ
)
が、
色
(
いろ
)
が
變
(
かは
)
つて
感
(
かん
)
じられる。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
雲隔つ友の
葬所
(
はふりど
)
光
(
かげ
)
蒸していま暑からし蝉のしじ鳴き (沼津上空)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
浅草の
三筋町
(
みすぢまち
)
なるおもひでもうたかたの
如
(
ごと
)
や過ぎゆく
光
(
かげ
)
の
如
(
ごと
)
や
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
沈める星の
光
(
かげ
)
見れば
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
春の夜と時計うごけるアトリエは
表
(
おもて
)
の
闇
(
やみ
)
も
光
(
かげ
)
さすごとし
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
沒
(
かく
)
れぬ
光
(
かげ
)
は
天雲
(
あまぐも
)
の
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
日は暮れて薔薇いろの
光
(
かげ
)
薄
(
うす
)
き弧燈のしめり
浅草哀歌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
白栄
(
しらはえ
)
に
蛇
(
くちなは
)
奔る裏堀は
水紋
(
すゐもん
)
の動き
光
(
かげ
)
とありつつ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“光”の意味
《名詞》
(ひかり) 電磁波で、人の目に達して感覚(視覚)を生ずるもの。おおよそ短波長側が360nm~400nm、長波長側が760nm~830nmの範囲にある。可視光線。
(出典:Wiktionary)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“光”を含む語句
光景
日光
光明
月光
白光
光線
火光
光沢
曙光
眼光
金光
電光
陽光
光彩
夜光珠
光輝
燈光
雷光
光栄
微光
...