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光
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あかり
ふりがな文庫
“
光
(
あかり
)” の例文
提灯は径を歩かして、余は月の
光
(
あかり
)
を便りに今一度疑問の林に分け入った。株立になった雑木は皆
落葉
(
おちば
)
して、林の中は
月明
(
つきあかり
)
でほの白い。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
喪服の
鈍
(
にび
)
色ではあるが濃淡の重なりの
艶
(
えん
)
な源氏の姿が雪の
光
(
あかり
)
でよく見えるのを、寝ながらのぞいていた夫人はこの姿を見ることも
稀
(
まれ
)
な日になったらと思うと悲しかった。
源氏物語:20 朝顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
人のうめき声がしたかと思うたが、其は
僻耳
(
ひがみみ
)
であったかも知れぬ。父は
熟睡
(
じゅくすい
)
して居るのであろう。其子の一人が今病室の
光
(
あかり
)
を
眺
(
なが
)
めて、
此
(
この
)
深夜
(
よふけ
)
に窓の下を徘徊して居るとは夢にも知らぬであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“光”の意味
《名詞》
(ひかり) 電磁波で、人の目に達して感覚(視覚)を生ずるもの。おおよそ短波長側が360nm~400nm、長波長側が760nm~830nmの範囲にある。可視光線。
(出典:Wiktionary)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“光”を含む語句
光景
日光
光明
月光
白光
光線
火光
光沢
曙光
眼光
金光
電光
陽光
光彩
夜光珠
光輝
燈光
雷光
光栄
微光
...