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僣越
ふりがな文庫
“僣越”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんえつ
80.0%
せんゑつ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんえつ
(逆引き)
遺伝、境遇、偶然、——我我の運命を司るものは
畢竟
(
ひっきょう
)
この三者である。自ら喜ぶものは喜んでも善い。しかし他を云々するのは
僣越
(
せんえつ
)
である。
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ついでながら、自分のような門外漢がこの講座のこの特殊項目に筆を染めるという
僣越
(
せんえつ
)
をあえてするに至った因縁について一言しておきたいと思う。
映画芸術
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
僣越(せんえつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
せんゑつ
(逆引き)
是等
(
これら
)
の句は
啻
(
ただ
)
に
寂
(
さ
)
びを得たと言ふばかりではない。一句一句変化に富んでゐることは作家たる力量を示すものである。
几董輩
(
きとうはい
)
の
丈艸
(
ぢやうさう
)
を
嗤
(
わら
)
つてゐるのは
僣越
(
せんゑつ
)
も
亦
(
また
)
甚しいと思ふ。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僣越(せんゑつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
僣
漢検1級
部首:⼈
14画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“僣”で始まる語句
僣上
僣称
僣
僣取
僣称者
“僣越”のふりがなが多い著者
内村鑑三
寺田寅彦
芥川竜之介