さき)” の例文
卯平うへいたけ火箸ひばしさき落葉おちばすこすかすやうにしてはひてゝてもはもうぽつちりともなかつたのである。かれはそれから燐寸マツチさがしてたが何處どこにも見出みいだされなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)