“帳簿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぼ50.0%
ちやうぼ25.0%
ちょうめん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばたんと机に音がして黒表紙の帳簿ちょうぼが課長の前に置かれた。「事件引継簿ひきつぎぼ第七十六号」と題名がうってある。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
うち休息員きうそくゐん帳簿ちやうぼぢて、ふで片手かたてつたまゝで、をあけて
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
判官が言いつけどおり帳簿ちょうめんを持ってくると、城隍神はそれを見てから朱筆を取り、何か紙片に文字を書いて世高にくれた。世高は何を書いてあるだろうと思って、それに眼をやった。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)