トップ
>
胸臆
ふりがな文庫
“胸臆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうおく
90.9%
きようおく
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうおく
(逆引き)
躯
(
からだ
)
を
捐
(
す
)
て頂を
糜
(
び
)
し、もって万一に報ずるを思わず、かえって
胸臆
(
きょうおく
)
を
恣
(
ほしいまま
)
にし、
擅
(
ほしいまま
)
に威福を
作
(
な
)
す。死すべきの罪、髪を
擢
(
ぬ
)
きて数えがたし。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ことにその題目が風月の虚飾を貴ばずして、ただちに自己の
胸臆
(
きょうおく
)
を
攄
(
し
)
くもの、もって識見
高邁
(
こうまい
)
、凡俗に超越するところあるを見るに足る。
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
胸臆(きょうおく)の例文をもっと
(10作品)
見る
きようおく
(逆引き)
故に之を語るや、即ち自家嚢中の物を出すなり。彼れは飜訳的に語らざる也、代言的に語らざる也、直ちに自家の
胸臆
(
きようおく
)
を語る、故に其言自ら快聴すべき也。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
胸臆(きようおく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胸臆”の意味
《名詞》
胸部。胸。
心中。胸中。
(出典:Wiktionary)
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
臆
常用漢字
中学
部首:⾁
17画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸高
胸乳
“胸臆”のふりがなが多い著者
山路愛山
二葉亭四迷
正岡子規
佐々木邦
国木田独歩
谷崎潤一郎
幸田露伴
森鴎外
永井荷風
田中貢太郎