“擢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぬき48.4%
ぬきん32.3%
3.2%
つか3.2%
つき3.2%
つく3.2%
3.2%
ぬきんで3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“擢”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 音楽 > 音楽史 各国の音楽9.1%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
文学 > イタリア文学 > 詩7.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その群が近づいたのを見ると、どれよりもぬきんでゝ、真つ先を駆けてゐるのは、きのふワシリが乗つて来た鼠色の馬である。
わが子のかうべぬきんでられて、やもめとなれる冠を戴き、かの受膏じゅかうやから彼よりいでたり 五八—六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ここに於てぬきんでられて兵部尚書へいぶしょうしょとなり、盛庸は歴城侯れきじょうこうとなりたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
子の憲も弟の庭皓ていこうも、咸通中に官にぬきんでられたが、庭皓は龐勛ほうくんの乱に、徐州で殺された。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
前に、ボートのことをのべたが、腰をすえているボートの腰板が、固定して動かない六人乗りのボートと、あの腰板が、レールの上で動く八人乗りのスライディングでは、そのぐフォームも違えば、味も違う。
美学入門 (新字新仮名) / 中井正一(著)
正月は奴婢しもべどもゝすこしはゆるして遊をなさしむるゆゑ、羽子はごつかんとて、まづ其処を見たてゝ雪をふみかためて角力場すまうばのごとくになし、羽子は溲疏うつぎを一寸ほど筒切になし、これに鸐雉やまどりの尾を三本さしいれる、江戸の羽子にくらぶれば甚大なり。
我里の羽子つき辺鄙へんひとはいひながら、かゝる艶姿やさしきすがたにあらず。
これをつくに雪をほる木鋤こすきを用ふ、力にまかせて擢ゆゑにそらにあがる㕝甚高し。
からだて頂をし、もって万一に報ずるを思わず、かえって胸臆きょうおくほしいままにし、ほしいままに威福をす。死すべきの罪、髪をきて数えがたし。朝廷の名器、きて奇貨をなし、肥瘠ひそう量欠りょうけつして、価の重軽をなす。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ささや桃吉ももきち春本万竜はるもとまんりゅう照近江てるおうみこい富田屋八千代とみたややちよ川勝歌蝶かわかつかちょう富菊とみぎく、などは三都歌妓の代表として最もぬきんでている女たちであろう。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)