トップ
>
擢
ふりがな文庫
“擢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬき
46.3%
ぬきん
24.4%
ぬ
7.3%
つか
4.9%
つき
4.9%
つく
4.9%
こ
2.4%
ぬきんで
2.4%
ひきぬ
2.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬき
(逆引き)
レオポルド大公はバッハを
擢
(
ぬき
)
んでて、宮廷礼拝堂管弦団の楽長に任じ、バッハは夫人と大勢の子供達をつれて、ケエテンに出発した。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
擢(ぬき)の例文をもっと
(19作品)
見る
ぬきん
(逆引き)
子の憲も弟の
庭皓
(
ていこう
)
も、咸通中に官に
擢
(
ぬきん
)
でられたが、庭皓は
龐勛
(
ほうくん
)
の乱に、徐州で殺された。玄機が斬られてから三月の後の事である。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
擢(ぬきん)の例文をもっと
(10作品)
見る
ぬ
(逆引き)
躯
(
からだ
)
を
捐
(
す
)
て頂を
糜
(
び
)
し、もって万一に報ずるを思わず、かえって
胸臆
(
きょうおく
)
を
恣
(
ほしいまま
)
にし、
擅
(
ほしいまま
)
に威福を
作
(
な
)
す。死すべきの罪、髪を
擢
(
ぬ
)
きて数えがたし。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
擢(ぬ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
つか
(逆引き)
正月は
奴婢
(
しもべ
)
どもゝ
少
(
すこ
)
しは
許
(
ゆるし
)
て遊をなさしむるゆゑ、
羽子
(
はご
)
を
擢
(
つか
)
んとて、まづ其処を見たてゝ雪をふみかためて
角力場
(
すまうば
)
のごとくになし、羽子は
溲疏
(
うつぎ
)
を一寸
ン
ほど筒切になし
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
擢(つか)の例文をもっと
(2作品)
見る
つき
(逆引き)
我里の羽子
擢
(
つき
)
は
辺鄙
(
へんひ
)
とはいひながら、かゝる
艶姿
(
やさしきすがた
)
にあらず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
擢(つき)の例文をもっと
(2作品)
見る
つく
(逆引き)
これを
擢
(
つく
)
に雪を
掘
(
ほる
)
木鋤
(
こすき
)
を用ふ、力にまかせて擢ゆゑに
空
(
そら
)
にあがる㕝甚高し。かやうに大なる羽子ゆゑに
童
(
わらべ
)
はまじらず、あらくれたる男女うちまじり、はゞきわらぐつなどにて
此戯
(
このたはふれ
)
をなすなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
擢(つく)の例文をもっと
(2作品)
見る
こ
(逆引き)
その
擢
(
こ
)
ぐフォームも違えば、味も違う。
美学入門
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
擢(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬきんで
(逆引き)
ささや
桃吉
(
ももきち
)
、
春本万竜
(
はるもとまんりゅう
)
、
照近江
(
てるおうみ
)
お
鯉
(
こい
)
、
富田屋八千代
(
とみたややちよ
)
、
川勝歌蝶
(
かわかつかちょう
)
、
富菊
(
とみぎく
)
、などは三都歌妓の代表として最も
擢
(
ぬきんで
)
ている女たちであろう。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
擢(ぬきんで)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひきぬ
(逆引き)
馬廻り扈従に
擢
(
ひきぬ
)
かれたのも番がしらが眼をつけたからだった、そして槍奉行の女との結婚には老職が仲人に立つという、もちろん式だけの役ではあろうが、——然しこれはかなり不相応だ
山だち問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
擢(ひきぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
擢
漢検準1級
部首:⼿
17画
“擢”を含む語句
抜擢
御抜擢
拔擢
擢出
羽子擢
崩擢
擢揮
擢架
擢片
擢用
艫擢
“擢”のふりがなが多い著者
山東京山
司馬遷
アリギエリ・ダンテ
新渡戸稲造
直木三十五
内田魯庵
幸田露伴
森鴎外
正宗白鳥
福沢諭吉