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『山だち問答』
ふりがな文庫
『
山だち問答
(
やまだちもんどう
)
』
追手門を出ると、遠い空でかみなりが鳴りだした。午さがりからむしていたし、雲あしがばかに早くなったので、これはあぶないなと思っていると、桜の馬場をぬけたところでとうとう降りだした。郡玄一郎はちょっとあたりを見まわしたが、向うに昌光寺の塔がある …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談雑誌」博文館、1946(昭和21)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約55分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
擢
(
ひきぬ
)
状
(
なり
)
女
(
むすめ
)
撓
(
た
)
遮
(
さえ
)
厨口
(
くりや
)
反
(
そむ
)
是
(
こ
)
暴
(
あら
)
覓
(
みつ
)
踵
(
きびす
)
遙
(
はるか
)
遣
(
つか
)
鋤
(
す
)
下婢
(
かひ
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
体躯
(
たいく
)
傲然
(
ごうぜん
)
儘
(
まま
)
凌
(
しの
)
凡
(
およ
)
刹那
(
せつな
)
刻
(
とき
)
剥
(
は
)
午
(
ひる
)
協
(
かな
)
却
(
かえ
)
叢林
(
そうりん
)
吃
(
ども
)
吃驚
(
びっくり
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呶号
(
どごう
)
呻
(
うめ
)
咆
(
ほ
)
咳
(
せき
)
哄笑
(
こうしょう
)
喉
(
のど
)
喧嘩
(
けんか
)
嘲罵
(
ちょうば
)
噂
(
うわさ
)
噛
(
か
)
土塀
(
どべい
)
埃
(
ほこり
)
塞
(
ふさ
)
寧
(
むし
)
尤
(
もっと
)
庫裡
(
くり
)
廻国
(
かいこく
)
徒士
(
かち
)
忝
(
かたじ
)
怯
(
おび
)
慄然
(
りつぜん
)
扈従
(
こじゅう
)
扶持
(
ふち
)
披
(
ひら
)
挺
(
ちょう
)
掟
(
おきて
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
撫
(
な
)
斟酌
(
しんしゃく
)
昂奮
(
こうふん
)
昏
(
く
)
暫
(
しばら
)
曝
(
さら
)
服
(
の
)
檜
(
ひのき
)
欅
(
けやき
)
歇
(
や
)
此処
(
ここ
)
火桶
(
ひおけ
)
畝
(
うね
)
痞
(
つか
)
眩
(
まぶ
)
睨
(
にら
)
瞠
(
みは
)
穂尖
(
ほさき
)
穿
(
は
)
竹藪
(
たけやぶ
)
籠
(
こも
)
粗忽
(
そこつ
)
纏
(
まと
)
股立
(
ももだち
)
肯
(
き
)
膝
(
ひざ
)
舅
(
しゅうと
)
草鞋
(
わらじ
)
萎縮
(
いしゅく
)
蒼
(
あお
)
薙刀
(
なぎなた
)
衣裳
(
いしょう
)
袴
(
はかま
)
襖
(
ふすま
)
襷
(
たすき
)
訊
(
き
)
貼
(
は
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)