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廻国
ふりがな文庫
“廻国”の読み方と例文
読み方
割合
かいこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいこく
(逆引き)
その米の叔父に一人の
僧侶
(
そうりょ
)
があったが、それが
廻国
(
かいこく
)
に出かけることになって、僧侶には
路銀
(
ろぎん
)
は不要だと云うので、三百円の金を米に預けて往った。
寄席の没落
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「あなたを捜していたのです」と玄一郎に向って云った、「……あのときから今日まであなたを探しながら
廻国
(
かいこく
)
していたのです、あなたを捜しながら」
山だち問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
最早楽しみもないから頭を剃って
廻国
(
かいこく
)
するという置手紙を残して居なくなって仕舞い、諸道具も置形見にして行きましたと云って
家主様
(
おおやさん
)
も大変心配して居た処へ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
廻国(かいこく)の例文をもっと
(8作品)
見る
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“廻”で始まる語句
廻
廻転
廻廊
廻縁
廻状
廻道
廻漕
廻轉
廻向
廻船問屋
“廻国”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
吉川英治
山本周五郎
泉鏡花
岡本綺堂
田中貢太郎