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かいこく
ふりがな文庫
“かいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
廻国
44.4%
開国
16.7%
戒告
16.7%
回国
5.6%
海国
5.6%
誡告
5.6%
買穀
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻国
(逆引き)
「あなたを捜していたのです」と玄一郎に向って云った、「……あのときから今日まであなたを探しながら
廻国
(
かいこく
)
していたのです、あなたを捜しながら」
山だち問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かいこく(廻国)の例文をもっと
(8作品)
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開国
(逆引き)
小栗の
人物
(
じんぶつ
)
は右のごとしとして、さて当時の外国人は日本国をいかに見たるやというに、そもそも
彼
(
か
)
の米国の
使節
(
しせつ
)
ペルリが
渡来
(
とらい
)
して
開国
(
かいこく
)
を
促
(
うなが
)
したる
最初
(
さいしょ
)
の目的は
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
かいこく(開国)の例文をもっと
(3作品)
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戒告
(逆引き)
玄蕃允に
戒告
(
かいこく
)
した自己のことばの的中を、暗に誇るかのようにいったのは、かつては、
瓶破
(
かめわり
)
とよばれ、鬼柴田ともいわれた剛将の声として、それを思う者には、あわれに聞えた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かいこく(戒告)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
回国
(逆引き)
生き別れをした
吾子
(
わがこ
)
を尋ね当てるため、六十余州を
回国
(
かいこく
)
して、
寝
(
ね
)
ても
寤
(
さ
)
めても、忘れる
間
(
ま
)
がなかったある日、十字街頭にふと
邂逅
(
かいこう
)
して、
稲妻
(
いなずま
)
の
遮
(
さえ
)
ぎるひまもなきうちに、あっ、ここにいた
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かいこく(回国)の例文をもっと
(1作品)
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海国
(逆引き)
あの靄の
輪廓
(
りんかく
)
に取り巻かれている
辺
(
あたり
)
には、
大船
(
おおぶね
)
に乗って
風波
(
ふうは
)
を破って
行
(
ゆ
)
く大胆な
海国
(
かいこく
)
の民の住んでいる町々があるのだ。その
船人
(
ふなびと
)
はまだ船の
櫓
(
ろ
)
の
掻
(
か
)
き分けた事のない、沈黙の
潮
(
うしお
)
の上を船で渡るのだ。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
かいこく(海国)の例文をもっと
(1作品)
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誡告
(逆引き)
……今、あんな人間から来ている手紙を見たのは、冷酷で皮肉と思われる運命の神がその実深切に、自分に
誡告
(
かいこく
)
してくれたのかも知れぬ。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
かいこく(誡告)の例文をもっと
(1作品)
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買穀
(逆引き)
買穀
(
かいこく
)
をし度いにも金がねえ、御払米が一万石出たが、それもお湿りにもならないじゃないか、町方はせめて十万両も米を買上げて、半値に売り度いと言うそうだが、駿河守様は
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かいこく(買穀)の例文をもっと
(1作品)
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