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痞
ふりがな文庫
“痞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つか
78.4%
つかえ
10.8%
こ
5.4%
つかへ
5.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つか
(逆引き)
と咄嗟に、私にも蒼空の下には飛び出せない我身の
永劫
(
えいごふ
)
遁
(
のが
)
れられぬ
手械足枷
(
てかせあしかせ
)
が感じられ、堅い塊りが込み上げて来て
咽喉
(
のど
)
もとが
痞
(
つか
)
へた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
痞(つか)の例文をもっと
(29作品)
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つかえ
(逆引き)
程なく夫人のお
癪
(
しゃく
)
から
揉
(
もみ
)
やわらげて、殿さまの御肝癖も療治し、果は自分の胸の
痞
(
つかえ
)
も押さげたという、なかなか小腕のきく男で。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
痞(つかえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こ
(逆引き)
正成の胸にも、
痞
(
こ
)
みあげてくるような何かはあった。が、それは公卿の隆資が手ばなしで歓喜しているようなものではない。むしろ逆なものだった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
痞(こ)の例文をもっと
(2作品)
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つかへ
(逆引き)
それより起き慣れて、朝々座敷を掃ひ庭の塵を取り、身をまめに動かせば、朝飯も自らすゝみ、むかしの
痞
(
つかへ
)
を忘れて無病の楽みを知りぬ。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
痞(つかへ)の例文をもっと
(2作品)
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痞
漢検1級
部首:⽧
12画
“痞”を含む語句
痞𪽶
胸痞
“痞”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
三島霜川
樋口一葉
清水紫琴
橘外男
二葉亭四迷
夏目漱石
谷崎潤一郎
正宗白鳥
佐々木邦