“四間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よま90.0%
しけん10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四間よましかない狭い家だったけれども、木口きぐちなどはかなり吟味してあるらしく子供の眼にも見えた。間取にも工夫があった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今度引移りましたのは今戸の小さい家で、間かずは四間よまのほかに四畳半のはなれ屋がありまして、そこの庭先からは、隅田川がひと目に見渡されます。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
小屋は四間しけんに六間にして、堀立柱ほりたてばしらに樹皮を屋根とし、草を以て四囲を構え、草を敷きて座敷とし、ほかに便所一つあるのみなり。片山夫婦、彌吾吉、利太郎の四名なり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)