“けんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
研究78.9%
建久15.8%
研窮5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやじの金をぬすんで、いろいろな実験じっけんにいるものを買いととのえたので、ぼくの研究けんきゅうは気もちがいいほど具合よくすすんでいったんだ
佐々木は建久けんきゅうのむかし此の磯部に城を構えて、今も停車場の南に城山の古蹟を残している位であるから、こけの蒼い墓石は五輪塔のような形式でほとんど完全に保存されている。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
お政は菊細工にははなはだ冷淡なもので、唯「綺麗だことネー」ト云ッてツラリと見亘みわたすのみ。さして眼をめる様子もないが、その代りお勢と同年配頃の娘に逢えば、叮嚀ていねいにその顔貌風姿かおかたち研窮けんきゅうする。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)