十間じっけん)” の例文
みさきでは泣きみそ先生といわれているといおうとしてやめた。別れ道へきていた。そこから二人は八幡山へ登るのだった。十間じっけんほどもいってから、大吉がさけんだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
どういう訳か、葛西かさいの源兵衛(源兵衛堀—いまの北十間じっけん川のこと)が名所になっています。
江戸の化物 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
十間じっけん余りの尾を風車かざぐるまのごとくに
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)