トップ
>
『因果』
ふりがな文庫
『
因果
(
いんが
)
』
俳優というものは、如何いうものか、こういう談を沢山に持っている、これも或俳優が実見した談だ。 今から最早十数年前、その俳優が、地方を巡業して、加賀の金沢市で暫時逗留して、其地で芝居をうっていたことがあった、その時にその俳優が泊っていた宿屋に …
著者
小山内薫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彼方
(
うしろ
)
屈
(
まが
)
呀
(
アッ
)
悪
(
わ
)
為
(
た
)
如何
(
どう
)
己
(
おのれ
)
揃
(
そろい
)
婢女
(
じょちゅう
)
止
(
と
)
己
(
おれ
)
娶
(
もら
)
後
(
のち
)
慄然
(
ぞっ
)
最早
(
もう
)
暫時
(
しばらく
)
驚怖
(
きょうふ
)
流石
(
さすが
)
漸
(
ようや
)
日立
(
ひだち
)
惜
(
おし
)
故
(
ゆえ
)
甚
(
はなは
)
皆
(
みんな
)
種々
(
いろいろ
)
終
(
つい
)
胆
(
きも
)
胤
(
たね
)
詣
(
まい
)
談
(
はなし
)
逗留
(
とうりゅう
)
連様
(
つれさま
)
都
(
みやこ
)
附加
(
つけくわ
)
頗
(
すこぶ
)
実見
(
じっけん
)
久振
(
ひさしぶり
)
仆
(
たお
)
何分
(
なにぶん
)
何時
(
いつ
)
俳優
(
やくしゃ
)
儘
(
まま
)
其処
(
そこ
)
其地
(
そこ
)
加賀
(
かが
)
口惜
(
くや
)
擦
(
す
)
寄
(
よ
)
就中
(
なかんずく
)
差伸
(
さしのば
)
幸
(
さいわい
)
引張
(
ひっぱ
)
後
(
あと
)
不図
(
ふと
)
或
(
ある
)
所謂
(
いわゆる
)
据
(
す
)