“兼合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かねあ33.3%
かねあい33.3%
かねあひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前の二事は草木における肥料に等しく後の一事は五風十雨ごふうじゅううこうあるもの。肥料多きに過ぎて風に当らざれば植木は虫がつきて腐つてしまふべし。さればこの三つ兼合かねあひの使ひ分けむづかしむづかし。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「これは君、何だぜ、八分二分の兼合かねあいかも知れないよ」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
面白おもしろげなる顔色がんしよく千番せんばんに一番さがすにも兼合かねあひもうすやらの始末しまつなりしにそろ度々たび/″\実験じつけんなれば理窟りくつまうさず、今もしかなるべくと存候ぞんじそろ愈々いよ/\益々ます/\しかなるべくと存候ぞんじそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)