“やむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤムラ
語句割合
谷村70.0%
八村10.0%
家群10.0%
屋群10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「え、谷村やむら丸三まるさんという店に奉公して居りましたが、のちに、独立して、甲府で呉服屋をはじめました。」
新樹の言葉 (新字新仮名) / 太宰治(著)
字・小字の新地名は数字以外にもずいぶん頓狂とんきょうなものがある。二三の例をいうと若狭わかさ三方みかた郡の八村やむらの大字に気山きやまというのは久々子くぐし湖の東岸である。この気山の字がなかなか面白い。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
傳家屯フウカトン夕かげ暗し地に低き土の家群やむらの煙あげつつ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
水上みなかみ屋群やむら片寄る高岸に瀬のぞひびく冬陽ふゆびさしつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)