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群
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あつま
ふりがな文庫
“
群
(
あつま
)” の例文
およそ
半年
(
はんとし
)
あまり縮の事に
辛苦
(
しんく
)
したるは此初市の
為
(
ため
)
なれば、
縮売
(
ちゞみうり
)
はさら也、こゝに
群
(
あつま
)
るもの人の
濤
(
なみ
)
をうたせ、
足々
(
あし/\
)
を
踏
(
ふま
)
れ、
肩々
(
かた/\
)
を
磨
(
す
)
る。
万
(
よろづ
)
の
品々
(
しな/″\
)
もこゝに
店
(
みせ
)
をかまへ物を
売
(
う
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
市場又は祭礼すべて人の
群
(
あつま
)
る所へいでゝ
看物
(
みせもの
)
にせしが、ある所にて
余
(
よ
)
も見つるに大さ
狗
(
いぬ
)
のごとく
状
(
かたち
)
は全く熊にして、白毛雪を
欺
(
あざむ
)
きしかも
光沢
(
つや
)
ありて
天鵞織
(
びらうど
)
のごとく
眼
(
め
)
と
爪
(
つめ
)
は
紅
(
くれなゐ
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○かくて夜も
明
(
あけ
)
ければ、村の者どもはさら也
聞
(
きゝ
)
しほどの人々
此家
(
このいへ
)
に
群
(
あつま
)
り来り、此上はとて
手
(
て
)
に/\
木鋤
(
こすき
)
を
持
(
もち
)
家内の人々も
後
(
あと
)
にしたがひてかの
老夫
(
らうふ
)
がいひつるなだれの処に
至
(
いた
)
りけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
我国
蒲原郡
(
かんはらこほり
)
に
鎧潟
(
よろひがた
)
とて(里言に湖を潟と云)東西一里半、南北ヘ一里の
湖水
(
こすゐ
)
あり、毎年二月の中の午の日の夜、酉の下刻より丑の刻頃まで水上に火
燃
(
もゆ
)
るを、里人は
鎧潟
(
よろひがた
)
の万燈とて
群
(
あつま
)
り
観
(
み
)
る人多し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“群”の意味
《名詞》
(グン) 多くの同類のものが集まっているもの。むれ。群がり。集まり。
(グン) 空でない集合 G とその上の二項演算 μ: G × G → G の組 (G, μ) について、結合法則、単位元の存在、逆元の存在の三つの性質をもつものをいう。
(むれ) 人や動物が集まっていること。特に目的なく集まっているときに用いる。
(出典:Wiktionary)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
“群”を含む語句
群集
群衆
人群
一群
家群
群立
群雀
群生
群鶴
群青
拔群
大群
群山
群青色
群行
群島
群葉
群鳥
石群
平群
...