“両棲類”の読み方と例文
読み方割合
りょうせいるい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんだ、こないだの一物は、あれは両棲類りょうせいるい中の有尾類。」わかり切ったような事を、いかにも得意そうに言うのである。
黄村先生言行録 (新字新仮名) / 太宰治(著)
科学の教えるところによると、この地球にはじめて声を持つ生物が産まれたのは石炭紀の両棲類りょうせいるいだということである。
交尾 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
小さな魚のようでもあり、そうでなく両棲類りょうせいるい爬虫頚はちゅうるいのようでもある。それがモの下から出たりはいったりしている。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)