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棲
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ず
ふりがな文庫
“
棲
(
ず
)” の例文
そのついでに友人の来書
一切
(
いっさい
)
を
蔵
(
おさ
)
めた
柳行李
(
やなぎごおり
)
を取出しその中から彩牋堂主人の
書柬
(
しょかん
)
を
択
(
えら
)
み分けて見た。雨の夜のひとり
棲
(
ず
)
みこんな事でもするより
外
(
ほか
)
に用はない。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
過去に経験のない
独
(
ひと
)
り
棲
(
ず
)
みをする源氏に同情して、現在の
三位
(
さんみ
)
中将は始終
訪
(
たず
)
ねて来て、世間話も多くこの人から源氏に伝わった。まじめな問題も、恋愛事件もある。
源氏物語:09 葵
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「はて、お一人
棲
(
ず
)
みでござるか?」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
“棲”を含む語句
棲居
共棲
同棲
隠棲
棲所
独棲
同棲生活
棲家
棲息
棲処
群棲
両棲
棲木
同棲者
両棲類
孤棲
辻棲
棲遅
棲息地
旧棲
...