“刈取”の読み方と例文
読み方割合
かりと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち陽暦ようれきの八月末九月初頃に行うので、もっともその時が非常に都合が好い、麦は皆刈取かりとられていずこへ走ったところが麦作むぎさくを害するということはないからです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
勘次かんじとおつぎはみなみ早苗振さなぶりやとはれてつてた。勘次かんじいへからみなみ小徑こみちはさんだ桑畑くはばたけ刈取かりとつてからくさえたくらゐえだはじめてた。くはあひだには馬鈴薯じやがいもしげつてはなつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)