“刈(かる)” の例文
草(くさ)を刈(かる)鎌(かま)をさへ買求(かひもとむ)るほどなりければ、火の為(ため)に貧(まづし)くなりしに家を焼(やき)たる隣家(りんか)へ対(むか)ひて一言(いちごん)の恨(うらみ)をいはず、交(まじは)り親(したし)むこと常にかはらざりけり。
草(くさ)を刈(かる)鎌(かま)をさへ買求(かひもとむ)るほどなりければ、火の為(ため)に貧(まづし)くなりしに家を焼(やき)たる隣家(りんか)へ対(むか)ひて一言(いちごん)の恨(うらみ)をいはず、交(まじは)り親(したし)むこと常にかはらざりけり。
こゝを以て家居(いへゐ)の造(つく)りはさら也、万事(よろづのこと)雪を禦(ふせ)ぐを専(もつはら)とし、財(ざい)を費(つひやし)力(ちから)を尽(つく)す事紙筆(しひつ)に記(しる)しがたし。農家(のうか)はことさら夏の初より秋の末までに五穀(こく)をも収(をさむ)るゆゑ、雪中に稲(いね)を刈(かる)事あり。