“短兵急”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんぺいきゅう85.7%
たんぺいきふ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次から次といっても、もちろん、そう短兵急たんぺいきゅうにはゆかない。これもやっぱり乾きを待って(雨でもつづくと何とそのまた乾きが遅かった!)
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
そこで、岡倉氏は明日からでも学校へ出てもらいたいと、短兵急たんぺいきゅうなことで、私もとにかく、お受けを致したわけであった。
叔母をばさんが御前おまへくはしい説明せつめいをしなかつたのは、短兵急たんぺいきふ御前おまへ性質せいしつつてる所爲せゐか、それともまだ小供こどもだとおもつてわざとりやくして仕舞しまつたのか、其所そこおれにもわからないが
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)